■よくある質問■

【装着者向け】


Q1.義肢装具を作った後のアフターフォロー(修理、調整)は?

治療用に関しましては、極力処方いただいた病院等施設を窓口にして、ご連絡いただくようお願いしております。
(明らかな破損、バンド等小部品の交換などは直接お問い合わせください) 更生用に関しましては、当社に直接お問い合わせください。
修理個所や不具合の状況をお聞きしたうえで対応できます。
なお、正しい使用により発生した不具合や保障期間内であれば無償で受けられるものもありますが、修理費用が必要な修理もあります。


Q2.義肢・装具を作り直したいのですが、どうしたらよいですか?

社会保険制度の場合(治療用装具)
基本的に義肢・装具は医師の処方に基づいて製作されます。
また、装具には種類に応じて耐用年数が設けられています。耐用年数が経ち、さらに医師が必要と認めれば健康保険等の医療保険による補助を受けることができますので、まずはかかりつけの医師にご相談ください。
但し義肢に関しましては、初めて作る義足(訓練用仮義足)のみ医療保険の対象であるため、作り替え(本義足に移行)は社会福祉制度扱いとなります。

社会福祉制度(更生用装具、本義足)
新規・修理ともに福祉事務所(労災の場合は労働基準局)への申請が必要となります。
手続きに関しましては管轄の福祉事務所へお問い合わせください。

注:あらかじめ事前にご相談いただけると、その後の手続きがスムーズになりますので担当スタッフにお問い合わせください。
  手続き上申請後の時間を要しますので早めの相談をおすすめしております。

※特に義肢においては、在宅後の生活スタイルや活動レベルの変化により訓練用で使用したパーツが適応しない場合があります。

Q3.不要になった装具の処分はどうすればいいですか?

当社にて製作しているものであれば廃棄処分を行いますので、ご連絡下さい。

Q4.パラリンピック選手のように走ることは可能ですか?

走るために特化した義肢パーツがあります。
非日常生活目的の為、製作費は自費になるケースがほとんどです。
しかも、走るためにはそのパーツを使いこなすための体力・筋力・バランス感覚を鍛える必要があります。条件をクリアーできれば、走ることはもちろん可能です。

【医療施設向け】

Q5.制作・購入する前にレンタルやデモ品を試着することはできますか?

既製品は試着用が用意しているものがありますが、オーダーメイドの義肢・装具感を試すことはできません。しかし、実物を見ながら製品のご説明は可能ですので、お気軽にご相談下さい。

Q6.御社の特徴は?  特徴 / 得意な分野 / アピールなど

弊社には義肢装具士が5名、20代~60代と幅広い世代で在籍しております。
技術者においても25年以上のベテランもおりますので、昔ながらの職人技術から新素材(カーボン等)を用いた新しい義肢装具の製作まで、すべてに自信を持って対応しております。
また福祉機器の取り扱いや車椅子の修理等も経験豊富ですのでお気軽にお問い合わせください。

【新規の方向け】

Q7.義肢・装具を作らないといけない(または作りたい)ですが、どうしたらよいですか?

驚かないでください。義肢装具を作る際には費用が発生します。
種類によって金額は異なりますが一般的に1万~20万円程度の費用が掛かります。
しかし、医師の処方により治療用装具を作成される場合、その装具代金は医療保険制度の対象となり、「療養費払い(償還払い)」という制度がとられています。
装具の代金は、いったん担当の義肢装具製作所へ全額お支払いいただくことになりますが、その後、各種医療保険(全国健康保険協会(協会けんぽ)、国民健康保険、各共済組合、労災、船員保険など)の窓口にて申請手続きをしていただくことで、ご自身の医療保険の給付割合にしたがって代金が還付されますのでご安心ください。

弊社作成による補装具の申請方法
(.pptxファイルです。※環境によっては観覧にPowerPointが必要な場合があります。)

手続き先参考
国民健康保険・・・住民票のある市町村役場
全国健康保険協会・・・保険証に記載されている各支部
全国健康保険協会愛媛支部
労災・・・会社の管轄の労働基準監督署

義肢・装具は医師の処方に基づいて製作されます。医師が必要と認めれば健康保険等の医療保険による補助を受けることができますので、まずはかかりつけの医師にご相談ください。


その他にも義肢装具に興味のある方はこちらのリンク先をご参考ください
義肢装具学会
義肢装具士協会

松山義肢製作所