■製品紹介■
義肢
近年、下肢切断原因は外傷性から血管原性に移行し切断対象者が高齢化してきています。
それに伴い義足の目的も日常生活自立のための実用性から身体的活動性を高めるツールとして活用されています。
義足は歩行目的で作製しますが、歩行が完全にできなくても有効活用できる場面はあります。
例えば
・車椅子で生活する人でも、義足を着けることでコスメティックな問題を補うことができます。
・少しでも義足で立つことができれば、健側肢を労わることができます。
・介助を要する高齢者の場合、義足を着ければベッドから車椅子への移乗で介助量が軽減され、本人のストレスの軽減にもつながります。
・家族や周囲の介助者のために役立つ道具になります。
義足
多種多様なパーツの中から費用面、生活スタイルに合わせて仕様を決めていきます。
殻構造 |
骨格構造 |
|
義手
最近ではシリコーン製のよりリアルな装飾用も作られています。
|
装具
装具とは、身体の一部の機能(骨、関節、神経、)が失われた際に、四肢などの機能障害の軽減を目的として使うものをいいます。
一時的な怪我の治療目的として短期間の使用の場合や、長期間にわたってADL(日常生活動作)のサポートのために使用される場合があります。
後遺症を残さない、その他の機能に負担をかけないためにも治療において有効な手段の一つです。
装具の分類
体幹装具
頚椎装具、胸椎装具、腰椎装具、仙腸装具、側弯症装具
|
|
|
|
|
|
|
|
|
上肢装具
肩装具、肘装具、手背屈保持装具、対立装具、指装具
肩装具(自社製品) |
|
|
|
|
|
|
手背屈装具カーボン調オリジナル |
下肢装具
股装具、長下肢装具、膝装具、短下肢装具
足底装具
|
|
カーボン製フルインソール |
インソール |
製作事例1
足趾の過度な変形の方に対して |
|
足趾の免荷、立位目的の足底装具 |
製作事例2
RA(リウマチ)による尺側偏位 |
|
バンド改良による一動作で装着可能な尺側偏位用装具 |
■補装具の支給(給付)体系について■
補装具とは身体の欠損部に装着する「義肢」と、機能を補助するために用いる「装具」との総称です。
これらは主に、医療機関においてその治療や機能回復訓練を目的に製作され、医師の指示の下で処方されます。
これら『補装具』の支給(給付)体系には、さまざまな社会福祉制度や各種社会保険制度等が適用されます。
社会福祉制度
•児童福祉法
•障害者総合支援法
•戦傷病者特別援護法
•生活保護法
•労働者災害補償保険法 等
社会保険制度
•国民健康保険
•健康保険
•老人保健
•労災保険